話し方教室との違い
トーストマスターズクラブは、「話し方教室」「話し方セミナー」とは違います。

トーストマスターズではメンバー全員が「先生」
特定の先生から習うのではなく、お互いが良かった点を褒めるとともに改善点を提案し合います。
 「こうしなさい」というのではなく、「こうしたらもっと上手くなるのではないでしょうか」とお互いがフィードバックをすることで、一人のスタイルに合わせるのではなく、色々な人の意見を聞いて、そこから自分で取り入れたいと思ったものを選ぶことができます。
 また、自分もフィードバックを述べる側に回ることで、教えてもらう側に一方的に立つのでは学べないような気付きや、コミュニケーション能力には欠かせない聴く力を養うことができます。

トーストマスターズは、「習うより慣れろ」
 「やはりプロに教えてもらいた」と思われる方もいるのではないでしょうか。
 話し方のプロから見た専門的なフィードバックを得ることは非常に効果的でしょう。しかし、話し方の専門ではない自分と同じような人の見方を数多く知ることもまた、「自分の話し方が一般にどう見えているのか」ということを客観的に見つめなおすきっかけになります。専門知識を習うよりも、何回も実践し、何回もフィードバックを受けることで、自然と人前で話すことに「慣れて」いく仕組みです。
 また、話し方教室は一般的にかなりの高額です。トーストマスターズの会員の中には、「金銭面で話し方教室は続かないので、トーストマスターズをやってみようと思った」という方も数多くいらっしゃいます。また、話し方教室では大勢の生徒さんがいるため、「話したいだけ話せなかった」という声も聞きます。
 もちろん、上記のことが全ての話し方教室に当てはまるわけではないかもしれません。しかし、トーストマスターズは「実践の場」を提供することに関しては金銭面・時間面での効率ともに、勝るとも劣らず優れています。会費は1,200円/月から、必ず1回は話す機会があり、さらに他のクラブにも足を延ばすことで、話す機会を自ら効率的に得ることができます。

トーストマスターズではコミュニケーションとリーダーシップを学ぶ
トーストマスターズでは、テクニックを学ぶことよりも、総合的なコミュニケーションとリーダーシップのスキルを伸ばすことを目指しています。
トーストマスターズで得られることにありますように、話し方の上達「だけ」ではなく、自分への自信を持つことも重視します。自主運営をすることで組織運営に必要なリーダーシップスキルを養い、「習い事」以上にメンバー間の交流を促進することでコミュニケーション スキルを養います。

トーストマスターズではマイペースで学ぶ
 トーストマスターズは、回ごとにカリキュラムが決まっているわけではなく、自分の進めたいスピードで、スピーチや他のプロジェクトを進めることができます。たとえば、本人のやる気次第では毎回話す機会を得ることもできますし、逆に時間がない方は、月1回程度の参加でも効果を発揮することができます。
 話し方教室などのグループレッスンで感じる「継続的に出席していないと乗り遅れてしまう」「周りよりも自分がうまくなっていないのが不安」ということはありません。
 おけいこで「振り替え制度」があるように、トーストマスターズでも、もし自分のクラブに予定がしばらく合わない場合などは、会費が割安になる「休会制度」や、ゲストスピーチを募集している他のクラブでスピーチするなど、柔軟に対応できます。

トーストマスターズにできないこと
 ここまでお話しすると、逆に、「トーストマスターズでできないことは何ですか?」と聞かれることもあります。挙げるとすれば、
・「毎回、自分よりも格段に優れたプロに教えてほしい」「手取り足取り教えてほしい」という方には、トーストマスターズのやり方はあまり相性が良くないかもしれません。
・ 費やす時間は、多少トーストマスターズのほうがかかるのは事実です。非営利組織での自主運営であるため、イベントなどを含めた、運営の手伝いに関わることもあります。(しかしその分、得るものも多くあります!) ですので、「2週間で話し方を格段・確実に上達させたい」というようなご相談はちょっと難しいかもしれません。

 いかがでしょうか? トーストマスターズに少しでも興味をもたれた方は、
 ぜひ例会の案内をご覧ください!