2016年11月6日、横浜オーシャンTMCの第142回例会が開催されました。 A元会長がお休みでしたので、H田さんから開会の挨拶がありました。 次に本日のTMOM(Toastmaster of the morning)であるI山さんから例会の流れの説明と思いきや、先週の日曜日に結婚式を挙げたとの報告がありました。 今回の例会が何時もと違う点はまだあります。そうです。新メンバーであるA山さんの入会式がありました。 T橋さんよりA山さんの紹介があった後、A山さんから力強い宣誓、続いてメンバー全員の宣誓を行いました。 ![]() その後は前半が英語の部、後半が日本語の部である通常例会です。 時計係:S木さん、集計係:K島さん、文法係・えーとカウンター:T橋さん、記録係:私K寺で進めていきました。
今日の言葉(英語の部)はK島さんです。 K島さんが選んだ言葉は“実りのある”という意味の「Fruitful」です。 今回の例会も“Fruitful”であると良いです。
準備スピーチはK賀さんとH田さんです。
![]() 1人目のスピーチはK賀さんでタイトルは「Running for pleasure(CC#2)」です。 K賀さんがマラソンを始めるきっかけは、大学の研究室の強制で嫌々参加した河口湖マラソンだったそうです。 河口湖マラソンは景色がとても綺麗で素晴らしいそうで、嫌々参加したにも関わらず最後は感極まって泣いてしまうほど良かったとのことです。 K賀さんによると、マラソンにより、3つ良い点があるとのことです。 1.体重を減らすことが出来る。 2.瞑想状態と同じにすることが出来、脳がリフレッシュする。 3.モチベーションが上がる。 2人目のスピーチはH田さんでタイトルは「Accidents will Happen」です。 両親が倒れた時の様子を話し、アクシデントは平等に皆に起こることを説明されました。 さすがはH田さんです。バーバル/ノンバーバルによる表現力が素晴らしく、その時の情景が自然に思い浮かぶ素晴らしいスピーチでした。 また、「Ladies and Gentleman」のフレーズを巧みに使い、スピーチに流れを作っていたのが印象的でした。
次はテーブル・トピックス(英語)です。 今日のテーブル・トピック(英語)は私K寺が初めて担当します。 私が選んだトピックは「米国大統領選挙」に関するものです。 1人目A山さんへの質問は「オバマ大統領があなたにどう影響を与えたか」です。 A山さんからは、オバマのスピーチで英語を勉強したとの話がありました。また、広島訪問に関してオバマの強い気持が感じられ良かったとの話もありました。
2人目K戸さんへの質問は「国家のリーダの中でベスト・スピーカは誰か」です。 K戸さんが選んだ国家リーダは元ウルグアイ大統領のムヒカ氏でした。ムヒカ氏が来日した際に行ったスピーチがとても素晴らしかったとのことです。 今度、来日スピーチを聞いてみようかと思いました。
3人目Tさんへの質問は「もし、米国大統領選挙の投票権があったら、トランプとヒラリーどちらの候補に投票するか」です。 Tさんは悩んだ挙句、ヒラリーを選ぶとのことでした。 理由としては、トランプの発言にあまりに問題があり過ぎであり、ヒラリーの方がまともな政治が出来るのではとのことでした。
評論スピーチ(英語)はS木さんとKさんです。
1人目、K賀さんへの評論スピーチはS木さんです。 マラソンの良い点として3点並べたこと。そして、結論が分かり易かったことを挙げられました。 しかし、今日のS木さんはMです。 K賀さんのスピーチは普通過ぎて抑揚がないとの指摘がありました。 トーストマスターズは練習の場なので、普通ではなく、大げさなアクションを取り入れて欲しいとの話がありました。
2人目、H田さんへの評論スピーチはKさんです。 一言で言って、H田さんのスピーチは素晴らしかった。 ボディランゲージの使い方が良かった。 アイコンタクト、表情が自然でスピーチが楽しい。 とのコメントがありました。 正に完璧のスピーチだったとの評価でした。 ![]() 休憩を挟み日本語の部に移ります。
今日の言葉(日本語の部)は英語の部と同じくK島さんです K島さんが選んだ言葉は今年広島カープを引退した黒田博樹さんの座右の銘である“耐雪梅花麗???”ではなく、ここから派生した言葉“麗しい”です。 ちなみに、「耐雪梅花麗」とは元々は西郷隆盛の言葉で読み方は「雪に耐えて梅花麗しい」であり、意味は「苦難や試練を耐えて乗り越えれば、大きく見事な成長が待っているというたとえ」だそうです。 準備スピーチ(日本語)はI田さんとT橋さんです。
![]() I田さんのスピーチの話題は「世界の村で発見!こんなところに日本人」に出演していた高校時代の同級生についてでした。 昔、同級生はヤンキーで落ちこぼれ、I田さんと一緒に追試をよく受けた仲だったそうです。 それが、今ではモザンビークのスラム街で子供達に読み書きを教え、「夢を語れる子供を1人でも増やしたい」と言う人に成長していたそうです。 そんな彼女の成長を見て、自分自身を見つめ直すきっかけになったそうです。 ![]() 以前に付き合っていた男性から、破局後2週間ほど経ってからデート代を請求された時の対処方法についてでした。 その時に取った行動として、まず法律を確認したとのことです。 民法549条によると、「贈与は、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる。」とのことです。 簡単に言うと、別れたからと言ってデート代を返す必要はないとのことです。 しかし、ここでT橋さんが考えたのは、破局後にデート代を請求する彼に法律上の解釈を述べても意味がないのではとのことでした。 そして、彼に反論するのではなく、まず電話で「ありがとう」を伝えたとのことです。 それに対して、彼からの反応はありませんでしたが、まず感謝を伝えたことにより、ことを穏便に済ませることが出来たとのことです。 自分の行動を振り返ること、そして相手を褒めるという、トーストマスターズで学んだことが有効と実感したとのことです。 次はテーブル・トピックス(日本語)です。 今日のテーブル・トピック(日本語語)はTさんが担当します。
11月7日が立冬とのことで、秋も終わり。Tさんは秋のイベントにワクワクするそうで、今日のトピックはワクワクすることに関することです。
1人目K島さんへの質問は「あなたがワクワクする時はどのような時か」です。 K島さんがワクワクする時は「一流の人と会う時」だそうです。 トーストマスターズで一流のスピーカの話を聞くことは勿論のこと、仕事上の研修で一流の人と会う際にワクワクするそうです。 特に刑事弁護のやり方を学びに行った際に相手を説得するのに重要な点を教えて貰ったことが良かったとのことです。 また、その方法はトーストマスターズで学んだことと同じだったそうで、トーストマスターズの有意義性を再認識したそうです。
2人目I山さんへの質問は「もし次に引っ越せる機会があれば、どのような家に引っ越したいか」です。 I山さんが引っ越したい所はズバリ大倉山、そして持ち家が欲しいそうです。 かつて大倉山は田んぼに覆われていたが、開拓が進んでいて町全体が活気付いているところが良いところだそうです。 そして新婚さんに相応しい意見として、子育て施設が充実している点が良いとのことです。
3人目S木さんへの質問は「もし来世生まれ変わったら、どんな仕事に就きたいか」です。 S木さんが就きたい職業はズバリ宇宙飛行士だそうです。 来世であれば、宇宙旅行は当たり前になっていると思われるので、銀河を観ながら宇宙船を運転したり、宇宙人と銃撃戦をしたいそうです。 今日のS木さんはMだけでなく、Sも入っています。 ![]() 評論スピーチ(日本語)はS藤さんとK戸さんです。
1人目、O本さんへの評論スピーチはK戸さんです。 ビジュアルエイドが良かったとの評価でした。 ただ、O本さん個人の話が少なかったため、次回はO本さん自身の夢を聞かせて頂きたいとの話がありました。
2人目、T橋さんへの評論スピーチはS藤さんです。 マニュアル通りボディランゲージとか表情が豊かであったことが良かった点に挙げられました。 改善点はスライドの見せ方が良かったが、文字が小さいこと。 法律的問題なしのスライドも大事な個所は大きく、詳細は備考程度に小さくした方が良かったのではとの具体的な改善案が出ました。 ![]() (今回は初の役割の人が多いです。) A山さん:ストロング・メッセージ、パッションが感じられた。 K寺:現在のトピックしかしチャレンジで良かった。 S木さん:全てのポイントを指摘した。 Kさん:時間オーバーが残念だった。 K戸さん:ソフトな語り口の論評で素敵だった。 S藤さん:的確かつ具体的なアドバイスが良かった。 本日の言葉を使用した方々 Fruitful:K賀さん、H田さん、Kさん、I山さん 麗しい:I山さん 最後は各種表彰です。 テーブル・トピック(英語):K戸さん テーブル・トピック(日本語):K島さん 評論(英語):S木さん 評論(日本語):K戸さん ベストスピーカ:H田さん ![]() |