トーストマスターズクラブの
英語レベルはどれくらいですか?
トーストマスターズクラブの
英語レベルはどれくらいですか?
トーストマスターズクラブでは、話し方・プレゼン・リーダーシップをメンバーが一緒に楽しく学んでいます。
主に日本語のみのクラブ、英語のみのクラブ、そして日本語・英語を両方使うバイリンガルクラブがあります。
(数は限られますが、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語などのクラブもあります!)
ここでは、それぞれで求められる英語レベルと学べることをご紹介します!
あなたにぴったりのクラブが見つかりますように!
~比較表と学べることリスト~
ここでは、日本語クラブ、英語クラブ、バイリンガルクラブで求められる語学レベルと、それぞれのメリットについて比較表を交えてご紹介します。
※スマートフォン向け比較表:
スマートフォンでご覧の方はこちらをクリックして画像を表示できます
※日本語・英語・バイリンガルクラブを探す際には、トーストマスターズ日本のクラブリストをご覧ください。
クラブリスト: https://district76.org/ja/list_of_all_clubs/
(【日・英】などで検索も可能です。)
英語クラブでは、月2回、2時間程度のクラブミーティングの内容が基本的にすべて英語で行われます。
トーストマスターズクラブはみなさん温かく、学びをサポートしようという雰囲気のクラブが多いです。
そのため、英語のスキルに多少不安があっても、海外旅行などでコミュニケーションをとることができ、楽しめる方であれば問題なくなじめる場合もあります。
英語に特化してスキルアップを目指したい、英語のみの環境で自分を「追い込んで」学びたい、という方には向いている面もあります。
一方で、クラブミーティングの進行は英語で行われるため、司会の話している内容が全く分からない、というような場合は、学習に影響することがあるかもしれません。
興味のあるクラブがあれば見学に参加し、実際に自分の学びにつながりそうか、英語のみのクラブミーティングに馴染めそうか見てみることもよいと思います。
英語クラブに見学に行くこと自体もいいチャレンジになり、刺激になるはずです!
リスニング・スピーキングに不安がある際には、見学申し込みの際にあらかじめ相談しておくとよいでしょう。
英語に特化しているため、上級者の方のスピーチや、メンバーによるフィードバックから学べたり、英語ネイティブの会員がいれば、その人からも生きた英語を学べるのも大きなメリットです。
バイリンガルクラブでは、月2回、2時間程度のクラブミーティングの内容を、日本語・英語に振り分けて行っています。
たとえば私たち横浜オーシャントーストマスターズクラブでは、毎回のクラブミーティングを前半・後半に分け、日本語・英語セッションを交互に行っています。
いつ参加しても日本語・英語に触れることができるメリットがあります。
そのほか、英語のみの回・日本語のみの回を設定し、2時間は単一言語で行うクラブもあります。
英語・日本語それぞれまとまった時間触れられるメリットがあります。
このほか、主に英語で運営しているクラブ、主に日本語で運営しているクラブなど、それぞれ異なる形式をとっている場合がありますので、あらかじめクラブのWebサイトなどで確認しておくとよいでしょう。
バイリンガルクラブでは、英語で聴く・話すスキルに自信がなくても、チャレンジしやすいのが大きなメリットです。
日本語のセッションで基本的なスキルを学びつつ、英語のセッションで英語スピーチ・英語プレゼンに挑戦する、といったことができます。
日本語セッションでトーストマスターズでの学び方を知り、例会での役割分担などを学べるので、英語初心者でも始めやすく、続けやすい面もあります。
英語のレベルが低いのか?というとそうではなく、私たち横浜オーシャントーストマスターズクラブにも海外出身のメンバーの方もおり、そうした方からも生きた英語を学ぶことができます。
クラブに海外出身のメンバーがいれば、そうした方の日本語学習をサポートしつつ、英語を学んでいく、お互いに教えあう環境があります。
私たちクラブのように海外メンバーがいるクラブであれば、英語クラブ・バイリンガルクラブいずれも、国際交流が深められる良さがあります。
このように、英語クラブ・日本語クラブの「いいとこ取り」ができるのもバイリンガルクラブの大きなメリットです。
この記事は英語レベルに焦点を当てていますが、日本語のみのクラブもすぐれた学びの場を提供しています。
日本語に特化していることもあり、日本語での細やかな描写に長けたメンバーから表現手法を学んだり、季節の言葉など、美しい日本語の表現を学ぶこともできます。
特色あるクラブ・活力あふれるクラブもたくさんありますので、英語だけでなく、日本語のコミュニケーションスキルも向上したいという方は、ぜひ見学してみてください。
クラブミーティングは、主に3つのパートで進行します。
メンバーが準備した内容のスピーチを発表します(5分~7分)。
(英語スピーチをする場合)メンバーにとっても、英語で発表内容を考え、英語でアウトプットする貴重な機会になっています。
さらにフィードバックセッションでは、自分が発表した内容について他のメンバーからフィードバックがもらえます。
英語スピーチがきちんと伝わったか、身振り手振りや話し方に改善点はないかなど、スキルアップにつながるアドバイスがもらえます。
聴き手にとっても、様々なテーマの英語に触れ、新しいテーマを学んだり、語彙を増やすことができます。
たとえば私たちのクラブでは、インド出身のメンバーがインドの旧正月「ディワリ」について紹介したりといったこともありました。
このように様々な異文化について触れることもできます。
トーストマスターズでは、各スピーチの発表者に対してメンバーが毎回建設的なアドバイスを行います。
良い点を指摘して、そのあと「建設的に」改善点を伝える、というサンドイッチ方式をとっていて、心理的にも取り入れやすい仕組みになっています。
実際にスピーチをしていなくても、ほかのメンバーへのアドバイスからも色々学ぶことができます。
海外旅行や仕事、プライベートでの交流も含め、英語でコミュニケーションをとる際には、とっさに話さなくてはいけない場面もありますよね。
トーストマスターズクラブでは「テーブルトピックス」という即興スピーチを行うコーナーがあり、司会から指名された人がお題について即興でスピーチを披露します。
英語でコミュニケーションをとるときの「瞬発力」が身につく、楽しいコーナーです。
英語クラブ、バイリンガルクラブのいずれでも、こうしたアウトプットと改善の場をもつことができます。
今回紹介した3つのクラブのカテゴリは、こうした方におススメです!
・英語クラブ:すでに英語の基礎ができていて、英語に特化してスキルアップを図りたい方
・バイリンガルクラブ:コミュニケーションスキルを高めつつ、英語スピーチや英語プレゼンにチャレンジしたい方
・日本語クラブ:まずは日本語でコミュニケーションスキルの基盤固めをしたい方
特に、これから英語のスピーチ・プレゼンにチャレンジしたい!という方には、日本語でスキルの基礎固めをしつつ英語にチャレンジできる
バイリンガルクラブがおすすめです!
クラブのWebサイトを見てクラブ見学に行ってみて、その楽しさ、学びを体験してください!
見学すること自体も、とても刺激になると思いますよ!
横浜オーシャントーストマスターズクラブは、英語でのスピーチやプレゼンテーションにチャレンジしようという方を応援する、
初心者ウェルカムのクラブです!
海外出身のメンバーもいて、国際色豊かな英語スピーチ・プレゼンに触れることができます。
また、海外出身のメンバーも含めて楽しく国際交流ができる、素敵なコミュニティです。
そのほか、ZOOMの翻訳版字幕など、語学学習をサポートするテクノロジーもどんどん試しています。
外国語が少しでも多く理解できるようになるための取り組みを進めています。
見学は3回まで無料です。ぜひ横浜オーシャントーストマスターズクラブへ見学にお越しください。
横浜オーシャントーストマスターズクラブでは、以前のクラブスローガン「自分のコンフォートゾーンから抜け出そう」という言葉がよく出てきます。
ディズニー映画の「塔の上のラプンツェル」に関する名言としても知られていますね。
英語のチャレンジは、特に語学をスタートしたばかりの時にはドキドキすることの連続です。
でも仲間と一緒に飛び込むことで、大きく世界が広がるのではと思います!
新たな一歩を踏み出そう!というみなさま、ぜひトーストマスターズクラブに見学にお越しください!
執筆者:スズキトースト(Twitter: @suzukitoast)
アメリカ・ボストンでの社会人講座でトーストマスターズを知り、横浜オーシャントーストマスターズクラブに2014年から会員として所属。
日本語・英語・バイリンガルクラブの例会へも参加しているほか、アメリカなど海外の英語クラブへのオンライン参加歴も。
プライベートで、仕事で英語を活用しています。TOEICは915点。